2008年08月17日

家はツチノコに、ツチノコはPの字に

以前の記事で、コインのパズルを話題にしました。
よくあるスタンダードな条件に新しいルールを加えてみよう、という試みでしたが、今回はスタンダードのまま話を進めましょう。

というわけで、ルールが頭に残っている方は、次の例題をどうぞ。

080817_coinmove1.gif

これは何?家からツチノコに向かうの?
という方のために、ちょっとおさらいしてみます。


まずは、基本ルールを確認しましょう。以前の記載から素直に引用します。

問題は、左から右の形になるようコインを動かすだけ。ただし、そのときに次のルールを守ります。

(1) 1枚ずつコインを移動させる
(2) コインが移動できるのは、2つ以上のコインと接して位置が決まる場所だけ
(3) コインを持ち上げて動かすのはダメ

このうち、ちょっと面倒なのは(2)でした。
せっかくですので、図解することにしましょうか。

080817_coinmove2.gif

この場合、左の二つは問題ありません。どちらも2つのコインが受け止めてくれますから、無事に位置が決まります。

一方、右端のケースはコインどうしが擦れ違うだけで、スライドしてきたコインを止められる位置にはありません。コインはウロウロするものの、誰も位置を決めてくれず、点線の場所に留まることはできないのです。

このことを踏まえて、そろそろ例題で遊んでみましょうか。

080817_coinmove3.gif

見事、ツチノコ出現です。手数で表現するなら、たったの2手で完成できるわけです。

これが愛好家なら、できるだけ少ない手数を狙おう、という展開になるのが自然な流れでしょう。実は、その最少手数に絡む話題が前回の追加ルールなのですが、その辺りは好き好きですね。


さて、最後に少し手応えのある(と私が勝手に思っている)問題で締めくくることにしましょう。先程のツチノコをPの字に。

080817_coinmove4.gif

今度は何手で完成できるのでしょうか。10円玉でも出してきて、試しに遊んでみてください。できたら周囲の人に。


ところで、ここまで完成形の向きはとくに指定していませんでした。
先の例題では、たまたま同じ向きで完成しましたが、回転や裏返しの状態で完成できる方法もあるのではないかと思うからです。
とはいえ、Pの字は裏返しでない方がカッコイイですね。

ちなみに、こうして完成状態の向きに固執しなければ、今回の問題は3手で完成できます。しかも裏焼きのPではありません。


なお、すぐにできましたよ、という方には前回の新ルールがございます。


posted by kohfuh at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | パズル全般 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コインを使った遊びは、昔からいろいろ考え出されておりますねぇ。
一月くらい前でしょうか。
深夜の放送、「コマネチ大学数学科」でもこんなような問題を出していたかなぁ?
なんてうる覚えで。最近ネタが無いのかパズルから問題を持ってきている。
まぁ、私にとってはそれだけでも面白いのだけど。サムロイド・デュードニーの名前が紹介されると。おーパズルだパズルと面白がってます。
Posted by えんたさん at 2008年08月21日 16:51
人名に反応してしまうことはありますね。
このところは、新しい書籍類でも古典的なパズルをよく目にしますが、これが創作の方向を向くようになれば、さらに楽しいでしょうね。
少なくとも、作り手としての視点からは、そんな思いがあります。
Posted by kohfuh at 2008年08月22日 00:05

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